中学受験に向いている子にするにはどうすればよいかという悩みをよくお聞きします

なぜなら中学受験は親の本気度次第でいかようにも変わるからです。迷われている方は是非トライしてみてはいかがでしょうか?
1.中学受験に向いている子のタイプ
流行りのAI(copilot)にたずねると「自主性と計画性がある子」「忍耐力と集中力がある子」「親との連携がうまく取れる子」「競争を前向きに捉えられる子」と教えてくれました。我が子にひとつも当てはまらないと心配される親御さんもいらっしゃるかと思いますが、次の章で対応法を記載しますのでご安心ください。
2. 中学受験に向いていないように見える子への対応
モチベーションが低い子
小学生は「成績が上がった」という成功体験をするだけで自信が生まれモチベーションが180度変わります。早い段階で4教科の中で得意科目を1つ作っておくとよいでしょう。他の子より得点が取れる教科があるだけで本人の自信につながります。
狙い目は6年生の秋に毎月実施される全国公開模試
模試の出題傾向対策をすれば成績が必ずアップします。私の体験談ですが、10月・11月と偏差値50を割っていた我が子に「12月で50を超えよう」と一緒に目標を立て傾向対策を実施し12月に実現しました。息子のモチベーションが志望校合格に本格的にシフトした瞬間でした。
不安やストレスを抱えやすい子
受験生とはいえ未だ小学生。受験の勉強範囲はかなり広く勉強量だけストレスは溜まります。目先の点数だけをモノサシに子供を叱るのはやめましょう。点数が伸び悩んでいるならどの教科のどの分野かまで具体的に親が把握した上で、子供に寄り添って対話しながら叱咤激励しましょう。自分の事を細かく把握してくれた上でならば子供も納得しストレスも軽減されます。
学習習慣が身についていない子
理想は子供自身で学習計画を立てさせるですが、私の経験上小学生にはかなりハードルが高いため親が計画を立てましょう。ただし勉強するのは本人なので対話しながら立てることは忘れずに。
私の体験談
- 10月:公開模試で偏差値50目標
- 11月:公開模試で偏差値50目標
- 12月:公開模試で偏差値50目標・理科社会のメモリーチェック全範囲終了
- 1月:志望校の過去問を最低3年間実施・1月受験(佐久長聖)の合格
3.根本的に向いていない子
先ほどの章で記載したようにある程度の子は何とかなりますが、勉強がどうしても苦手で机に数時間も座っていられない子だけは厳しいかもしれません。また中学受験に対する「親の覚悟」が弱く「集団塾に入れておけば何とかなる」という他人事に受験を捉えている親御さんはやめた方がよいです。
4.まとめ
- 中学受験に向いていないように見える子でも「成績アップの成功体験をさせる」「子供に寄り添った学習計画を立てる」を親が実践することで受験に立ち向かう事が可能です
- 根本的に勉強がどうしても苦手な子は受験には厳しいと思われます。そして何より「親の覚悟」が中途半端だと子供が受験勉強に苦しんでよい結果に結び付かない恐れがあります
- 一方【親の本気度】が子供に伝われば子供も真剣に勉強と向き合い親子二人三脚で受験に立ち向かうことで絆が深まり今後の人生にプラスとなります
親の覚悟はあるが物理的にどうしても時間が取れない場合は…
個別塾や家庭教師などを集団塾と併用活用するのも一つの手です。悩んでいる方はひとまず相談されてはいかがでしょうか?